【コロナ騒動】追加接種ダメ・ゼッタイ論
追加接種ダメ・ゼッタイ論
TwitterのTLを眺めていたら興味深いツイートを見つけました。
自分の身を守る為になりそうな内容だったので自分の為に、そして思慮深くアンテナが高い人の知識になればと思いここでご紹介いたします。
@molbio08さんのツイート
オミクロンBA.5型が広がるにつれてPCR陽性者が増えてきました。面倒なのでBA.5型は単純にBA5型と表記します。
これは高い免疫回避能力を持つと言われています。
シェディングの三回目については情報収集中です。
追加接種が必要だという論調に対応して、免疫回避能力と追加接種の意義について考察します。
最初に新型コロナウイルスが細胞に感染するしくみの復習から。
模式図ですが上にあるのがウイルスの粒子で、赤く示されているのがスパイクタンパク質。
下にあるのが細胞ですがブルーで示されているのがACE2受容体です。
赤と青が接触している部分はスパイクタンパク質のRBMと呼ばれる部分です。
スパイクのRBMの部分に抗体が結合するとスパイクタンパク質は受容体に結合できなくなりますので、
結合を邪魔する抗体は中和抗体と呼ばれます。
新型コロナウイルスに感染して治癒した人には中和抗体ができています。
治癒された方から採血しB細胞を取り出してスパイク抗体産生細胞を探します。
スパイクタンパク質に対する抗体を産生しているB細胞から抗体IgGの遺伝子をとってきます。
IgGの塩基配列は抗原結合部位以外の塩基配列はほとんど同じですのでPCR法で簡単にIgG遺伝子を増幅することができます。
こうして得られた抗体遺伝子を大量に発現して製造されたのが使用される抗体治療薬です。
たくさんのスパイクの抗体について、抗体が結合する部位を調べると、
どの部位に結合する抗体がたくさんできているかが明らかになるわけです。
抗体が結合する部位をエピトープと呼びます。
これはアミノ酸が連続して並んでいる部分であることもあれば立体構造的に隣接した部分であることも考えられます。
このような解析によって武漢型スパイクの抗体ができやすい場所が明らかになります。
mRNA型生物製剤で導入される遺伝子は武漢型のスパイクですので、
接種したときにスパイクのどの場所に対する抗体ができるかは、
武漢型感染者で産生される抗体の結合部位分布を分析すればかなり確実に予測可能です。
エピトープに関する文献情報からデータベースを構築することは可能で、
こうして構築されたのがIEDBです。
サイトはこちらからたどることができます。
今回は、このデータベースを使用して武漢型スパイクタンパク質で誘導される抗体が結合する場所の分析の結果と、
オミクロン型におけるスパイクタンパク質の変異の分布を比較した結果を紹介します。
ここから具体的に説明していきます。
最初にスパイクタンパク質の直線的な模式図を示します。
スパイクタンパク質はS1サブユニットとS2サブユニットに切断されることがわかっています。
切断される部位は図ではプロテアーゼ切断部位として示されています。
S2サブユニットには融合ペプチドという部分がありますが、この部分が細胞融合を誘導する機能を持つ部分で、肺胞での重症化に関与しています。
次に示すのはスパイクタンパク質の立体構造です。
クライオ電子顕微鏡を用いて固定せずに解析した、つまり実際にウイルスの表面にあるのと同じ構造をとっている状態で解析された結果を紹介します。
紹介したサイトに行くとスパイクタンパク質がくるくる回る図を見ることができます。
スパイクの表面に出ている黄色の突起物は糖鎖です。
スパイクタンパク質は三量体を形成しています。
つまり同じユニットが三つ結合してできています。
このことは以下に紹介する模式図でも見ることができます。
最初に示した直線上の模式図と実際の立体構造の関係を示したのが次の図です。
この図のAの右側の図はスパイクを上から見たものですが緑のRBDの一部が紫のRBMであることがわかり紫のRBMがACE2受容体と結合します。
この図のCにはアミノ酸の番号が示されていますので、最初の模式図との相関がわかります。
ここまでがイントロダクションです。
次の図は、オミクロン型の突然変異の分布図ですが、この図ではS1サブユニットだけを示しています。
感染プロセスで重要なのはS1サブユニットであるため。
図を見るとオミクロン型における突然変異の分布は平均的なものではなく、
かなり偏ったものとなっています。
この模式図の左側がN末端で右側がC末端です。
タンパク質はN末端からC末端側に合成されます。
この模式図だけ見ているとなぜ、
突然変異がこのような分布になっているかがわかりません。
ところが抗体ができている場所と見比べると非常に興味深いことがわかるのです。
ここに貼り付けた上半分は、IEDBで調べたエピトープの分布を示したものです。
上から二段目の青い折れ線グラフがエピトープの分布を示しています。
山が高ければ、そこには抗体がたくさんできていることを示し、
グラフのピークは抗体が極めてできやすい部位を示していることになります。
実際に感染した場合、
あるいは武漢型のスパイクを体内で発現させるmRNA型生物製剤を接種した場合でも
誘導される抗体は同様の分布を示すことになるでしょう。
この図を見てみると、スパイクタンパク質のRBM部分、
つまりACE2受容体と結語する部分ですが、そこに変異が集中!
不自然なまでの集中です。
この部分は抗体が最もできやすい部分であるのと同時に、
ここにできた抗体は中和活性、
つまりACE2受容体との結合を阻害する活性を持つ可能性が高いため、
この部分に対する抗体は治療効果が高いものと思われます。
オミクロンでは、この場所に最も集中的に変異が導入されています。
ほかの変異もRBDの抗体ができやすい箇所、
つまり上のグラフのピークの部分にはもれなく分布していますが、
475番の目盛りの左のピークだけには変異が入っていません。
BA5型で問題になっている452番目のアミノ酸はこの部分に存在しており、
BA5ではここも変異しています。
BA5では抗体ができやすい箇所の全てのピークに変異が導入されたことになります。
つまりmRNA型生物製剤で誘導される抗体の結合部位を全て変異させているのがBA5の実態です。
これが自然にできたのか人為的にできたかについては他の方の分析を待ちたいと思います。
これがBA5の高い免疫回避能力の実態です
さらに気がつくのはNTDの右の部分です。
ここには大阪大学の研究グループが見つけた感染増強抗体が結合します。
なんとオミクロン型ではこの部分には変異が入っていないのです。
そのためmRNA型生物製剤で誘導された抗体に含まれる感染増強抗体はオミクロン型でもしっかりと結合します。
つまりオミクロン型では中和抗体が結合できなくなっている上に感染増強抗体はしっかり結合できるわけです。
感染増強抗体(NTD抗体)は追加接種を繰り返していくとその結合能力はどんどん高まっていき、
血液中の抗体量が減衰してもスパイクタンパク質のNTD部位に強固に結合できるようになっていきます。
つまり追加接種を行うと既に中和活性を失った無駄な抗体も増えますが、
NTD抗体、つまり感染増強抗体の能力が高まっていくことによって、
打てば打つほど感染し、
さらにはボッシュ博士の警告のように接種した人から優先的に感染しやすくなる可能性も考えられます。
ADEI、つまり抗体依存的感染増強は既におきていると考えるべきです。
ここで4回目の接種をさらに行うとどうなるか。
NTD抗体がさらに強化されて数ヶ月後にはさらに大きなPCR陽性者の山ができる可能性が高くなる。
ここは接種にたよるべき局面ではありません。
接種から治療薬重視にスイッチすべきです。
接種から治療薬重視へということはボッシュ博士と同じ考えです。
ここまで説明すると結論が明らかになってきます。
mRNA型生物製剤の接種はオミクロンに対して効果が低いので、
これからの接種は行うべきではありません。
またこれまでに接種された方も追加接種はやめるのが正解です。
追加接種を進めるとBA5を含む今後のオミクロン派生型の餌食になってしまいます。
二回接種された方は、今後追加接種を行わず免疫力の復活を目指すべきです。
三回目の接種者も同様です。
政府は全力で追加接種を呼びかけるはずです。
これにだまされることなく、意味のない追加接種はやめましょう。
(省略)
14番目のスレッドの図がよくみえなくなっていますので再度貼り付けておきます。
(ソース)
https://twitter.com/molbio08/status/1545874922722824192?s=21&t=aUNNgUhD9hTzXIyNtCSk_A
以上twitterユーザー@molbio08さんのtweetを引用させていただきました。
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